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古書*『赤ずきん』

フランスでも、子供のアンティーク本の中で、かなりの人気を誇るのが、
この『Le Petit Chaperon Rouge』(赤ずきん)の本です。
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この本は、『急いで、ジャネット!』とママとの会話からスタートするのが、とても印象的です。
1960年頃にベルギーで印刷されたものですが、フランスの本の場合は、ほとんどは、「あるところに・・・」とお決まりのパターンでスタートしています。

まだ、中身をじっくり読み比べてないのですが、いつか、この違いについても詳しく書いてみたいと思います。

この『赤ずきん』の本の特徴は、「色遣いが、とても鮮やか」なところにあります。
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小さな子供たちが、とても喜びそうな色遣いです。

しかし・・・!みなさんご存知のように、グリム童話やこういった御伽噺は、長い時間が経つにつれ、少しずつ子供向けに書きなおされたものがほとんどです。

作品としての赤ずきんで、最も古いものは、1697年にフランスで出版されたペロー童話集の中の『赤ずきん』だそうです。
それ以前の話として、スウェーデンの民話『黒い森の乙女』などに、非常に似ているそうで、ペローが民話から、作品にする段階で、変更を加えたとされる点はいくつかあると、ウィキペディアに書かれています。詳しく読みたい方は、こちらに参照しています。

かなり残酷なシーンが多いので、こちらにはあまり詳しく書きませんが、古書というのは、そのとき、そのときの時代背景が反映されているものもあり、思わぬ発見があり面白いものです。
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by chromos | 2010-12-08 06:02 | 古書*子供の本