アンティークカード* 愛のお届け

なぜか、このアンティークカードを見ると、春が来たような気分になるので、不思議です。

つばめの郵便屋さんによる愛のお届け。一応、日本で言うところの年賀状になります。
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裏を見る限り、立体的になっているので、クロモカードと言ってもいいような気がしますが、
一応ポストカードの括りになっていたので、アンティークカードと呼んでおきます。
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宛名は美しい文字で書かれていますが、最近のフランス人は、PCの普及によって、
あまり美しい文字を書くことに重点をおいてないそう。
昔は、とても大切なことで、みんな美しい文字を書けるように練習していたようですが、
時代の移り変わりというのは、時として寂しいものですね。

日本では、一時、カリグラフィーが流行っていた気がしますが、
フランス人は、ほぼPCで印刷しているか、みみずのはったような字を書いていて、
どうして、郵便局の人が判別できるのか、最初の頃とても不思議でした。
だからこそ、郵便番号の重要性をとても感じますが、数字も下手をすると判別不能です。
私には、絶対郵便局の仕事はできないなぁ・・・と宛名の字を見るたびに思います。
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# by chromos | 2010-12-12 07:49 | アンティークカード  

フレデリック・クレマン*『 le galant de Paris 』

この本から、取り上げるのもどうかと思いますが、和訳されていない本からと思い、
『le galant de Paris』。
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ピンクの装幀が美しい、この本は、表紙にハート型の切り抜きがあり、
恋人たちの物語を予感させます。

バラの花のコラージュに敬意をはらい、我が家のバラのドライフラワーと・・・。

最初の1ページ目に、「毎日、何一ついいことがない」と記してありますが、
ここからどんな物語が始まるのでしょう。。。

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彼の作品は常にテーマカラーが決まってますよね。
次回のフレデリック・クレマンは、多分グリーンの表紙の・・・。(笑)

この本は、確か2001年に発表されたと思うのですが、10年経ち、店頭で探してみたのですが、
結局見つかりませんでした。
ですので、全て古本屋さんなどで手に入れています。
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# by chromos | 2010-12-11 00:31 | フレデリック・クレマン  

クロモカード*『バルーン』

最近、天体に関するものを集めたくなったので、いろいろ探しているのですが、『気球』もコレクションの一つ。
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18世紀後半から19世紀まで、フランスでは(実際は、ヨーロッパ全体です)気球ブームがあったようで、この手のカードがたくさん残っています。(このカードも、1824年のもののようです)

さて、面白い小ネタですが、日本ではライト兄弟が、飛行機を発明したと(正確には、人類初の有人動力飛行)思われています。
いや、ほとんどの国がそうだと思っていましたが、実際は違います。

例えば、フランスでは、クレマン・アデールと言われているようです。
正直、『誰?』と思ったのですが、ライト兄弟が、友人動力飛行に成功したのは、1903年12月17日、しかし、アデールは1890年10月9日に、すでに成功していたとフランス政府が発表したそうなのですが・・・・・、その最高飛行高度は、な、なんと20cm !!!

ジャンプしただけでは?とも取られているようで、真偽のほどは定かではありませんが、ただ一つ言えるのは、フランス語『avion(飛行機)』は、彼の試作機から由来されているものだそうで、フランス人に、「誰それ?」とは言えないようです。
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# by chromos | 2010-12-10 07:12 | クロモス*クロモスカード  

クロモカード*『まだ、眠いよ~』

こちらは、ママに起こされた小さな女の子が「まだ眠いよ~」と
しぶしぶ目を開けたようなクロモカード。
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こちらは、新しく出来た百貨店の宣伝のために作られたもののようです。
裏側を見ていると、家庭用品のお店のようです。

クロモカードは、チョコレートの宣伝のものが多いのですが、
パリのお店のものもたくさん見かけます。

かなり厚手のしっかりした紙に印刷されているので、状態もよく保存されているんでしょうね
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# by chromos | 2010-12-09 01:07 | クロモス*クロモスカード  

古書*『赤ずきん』

フランスでも、子供のアンティーク本の中で、かなりの人気を誇るのが、
この『Le Petit Chaperon Rouge』(赤ずきん)の本です。
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この本は、『急いで、ジャネット!』とママとの会話からスタートするのが、とても印象的です。
1960年頃にベルギーで印刷されたものですが、フランスの本の場合は、ほとんどは、「あるところに・・・」とお決まりのパターンでスタートしています。

まだ、中身をじっくり読み比べてないのですが、いつか、この違いについても詳しく書いてみたいと思います。

この『赤ずきん』の本の特徴は、「色遣いが、とても鮮やか」なところにあります。
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小さな子供たちが、とても喜びそうな色遣いです。

しかし・・・!みなさんご存知のように、グリム童話やこういった御伽噺は、長い時間が経つにつれ、少しずつ子供向けに書きなおされたものがほとんどです。

作品としての赤ずきんで、最も古いものは、1697年にフランスで出版されたペロー童話集の中の『赤ずきん』だそうです。
それ以前の話として、スウェーデンの民話『黒い森の乙女』などに、非常に似ているそうで、ペローが民話から、作品にする段階で、変更を加えたとされる点はいくつかあると、ウィキペディアに書かれています。詳しく読みたい方は、こちらに参照しています。

かなり残酷なシーンが多いので、こちらにはあまり詳しく書きませんが、古書というのは、そのとき、そのときの時代背景が反映されているものもあり、思わぬ発見があり面白いものです。
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# by chromos | 2010-12-08 06:02 | 古書*子供の本